ECBは来年早々、利下げに転じる-JPモルガンが予想を変更

JPモルガン・チェースは13日、欧州中央 銀行(ECB)がユーロ圏のインフレ鈍化と景気減速を背景に、来年早くに利下 げに転じるとの見通しを示した。

電子メールによる同日付リポートで、JPモルガン・チェースの欧州担当チ ーフエコノミスト、デービッド・マッキー氏は、利下げが2009年1-3月(第 1四半期)に始まり、ECBが政策金利を4.25%から3回にわたって引き下げ て3.50%にする可能性を指摘した。同氏はこれまで、来年の金利据え置きを予 想していた。

JPモルガンによれば、ユーロ圏経済は今年1-6月(上期)に年率0.8% 成長したとみられるが、今年7-12月(下期)は0.3%縮小する可能性がある。 09年上期の成長率は0.6%となる公算があり、これは当初予想を0.5ポイント超 下回り、「ECBが金融緩和に動くほど弱い」という。