香港株(午前):下落、ハンセン指数1カ月ぶり安値-工商銀が安い

午前の香港株式相場は下落。ハンセン指数 は1カ月ぶり安値を付けている。信用市場関連損失の拡大が世界経済を減速さ せるとの懸念が広がり、金融株を中心に売られた。

今年3月末時点で米サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関 連証券12億2000万米ドル(約1330億円)相当を保有していた中国工商銀行 (ICBC、1398 HK)は、世界の金融機関全体でのサブプライム危機による 損失が5000億ドルを超えたことから売り込まれ、1カ月ぶりの大幅安。クレ ディ・スイス・グループはICBCの投資判断を「中立」に引き下げた。

中国の製油最大手、中国石油化工(Sinopec、386 HK)は2週間ぶ り安値に低落。同社の投資判断をゴールドマン・サックスが引き下げた。

ハンセン指数は香港時間午後零時半(日本時間同1時半)現在、前日比

146.92ポイント(0.7%)安の21493.97。ハンセン中国企業株(H株)指数は

1.6%安の11258.19.。

MEAG香港の投資責任者、ジョン・コー氏は「多くのロング運用ファン ドは、投資家のリスク状況が悪化していることから買いに消極的だ」と述べた。

ICBCは4.1%、Sinopecは0.3%それぞれ下落した。