中国株(午前):CSI300指数、5日続落-五輪の影響で取引低調

13日午前の中国株式市場では、CSI300指 数が5営業日続落。出来高は大きく落ち込んだ。弱気相場が深刻化するとの懸念 が広がったほか、北京五輪の影響で取引が低調となっている。

人民元とドルの両通貨建てクレジットカード発行で中国最大手の招商銀行 (600036 CH)と米シティグループが出資する上海浦東発展銀行(600000 CH)を 中心に下落し、CSI300指数は1年半ぶりの安値。同指数は8日の北京五輪開 幕以降、12%下げている。上海、深セン両市場での出来高は12日、同指数が最 高値を付けた昨年10月16日の水準を79%下回った。

国泰基金管理で70億ドル相当の資産運用に携わる范迪釗氏(上海在勤)は、 「株式市場に参加しようと考える投資家がほとんどおらず、相場の勢いは著しく 衰えている」とした上で、「長く期待されていた相場回復が五輪期間中に実際に 起こらなかったことから、投資家は非常に失望し、市場から撤退している」との 見方を示した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比59.74ポ イント(2.4%)安の2384.42。このままいけば、終値は2007年2月7日以来の 安値となる。

招商銀は3.1%安の21.60元。上海浦東発展銀は3.7%安の20.75元。

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