日本株は安値圏もみ合い、空売り規制解除後の米株警戒-金融中心売り

午後の東京株式相場は、日経平均株価がこ の日の安値圏となる1万3000円ちょうど付近でもみ合い。値幅は100円程度と、 こう着感も強い。お盆を迎えて市場参加者が少ない上、米証券取引委員会(SE C)による金融株の空売り規制の期限が切れた13日の米株式相場の動向が警戒 され、積極的に売買する向きは少ない。

米金融不安が再燃しており、三菱UFJフィナンシャル・グループや野村ホ ールディングスなど金融株中心に引き続き下落。為替相場で円高が進み、キヤノ ンやソニー、三菱電機など輸出関連株も軟調。海外原油相場の下落傾向を受け、 三菱商事や新日本石油など石油関連株も安い。東証業種別33指数は、海運と空 運株を除いて31業種が下げている。

カブドットコム証券の山田勉マーケットアナリストは、「きょうから米国市 場では空売り規制の期限が切れるため、再び金融株に売り圧力が高まるのかどう か、警戒感が強まっている」と指摘した。

午後1時58分現在の日経平均株価は前日比245円33銭(1.8%)安の1万 3058円27銭。TOPIXは同20.01ポイント(1.6%)安の1251.41。東証1部 の売買高は概算で14億2988万株。東証1部市場の騰落状況は値上がり銘柄数 208、値下がり1421。

光通信、日コンが軟調

個別では、昼休み時間中に開示された第1四半期(4-6月期)決算が 34%の営業減益となった光通信が午後に下げ幅を拡大。携帯電話端末の販売が伸 び悩んでSHOP事業が大幅な減益に転じており、連結業績の進ちょくを遅らせ る要因となったという。国内景気の減速で民間設備投資が弱含んでいることから 午後零時に今期(09年3月期)業績予想を下方修正した日本コンクリート工業 も下落転換した。