コープケミ株が急反発、4-6月利益は中間計画超過-肥料で仮需発生

多種化学肥料や化成品の製造・販売を手掛 けるコープケミカルの株価が急反発。主力の肥料事業で値上げに備えた前倒し的 な仮儒が発生したことが大きく寄与し、第1四半期(4-6月)の各利益項目は 9月中間期計画を上回った。今後の業績上方修正を期待した買いが膨らみ、前日 比31円(14%)高の251円まで値を切り上げる場面があった。

12日の取引終了後に、コープケミが発表した第1四半期の連結決算は、売 上高が前年同期比47%増の78億4000万円、営業利益は同3.1倍の6億4000万 円、純利益は同3.4倍の3億4700万円となった。全売上高の約8割を占める肥 料事業で、原料価格の高騰を受けて国内肥料価格について7月以降に大幅な値上 げを実施したが、前倒しする格好で6月に例年にない仮需要が発生。主力製品の 高度化成をはじめ、有機化成や石炭窒素、りん酸単肥などの販売が伸びた。

また化成品事業では、工業用りん酸が世界的なりん酸資源の高騰により国内 同業他社が大幅な値上げを行う中で、値上げを小幅にとどめたコープケミの製品 に注文が集中したことも貢献した。営業益と純利益は、9月中間期の会社計画 (それぞれ4億6000万円、1億8000万円)をすでに大きく上回っている。