米国市場のアジア株:下落、三菱UFJなど金融株が安い

米国市場のアジア株は下落した。時価総額 で米銀2位のJPモルガン・チェースが信用損失を追加計上する可能性がある と発表。世界の大手金融機関の米サブプライムローン(信用力の低い個人向け 住宅融資)関連損失が計5000億ドルを超えたことが嫌気された。

アジア企業ADR(米国預託証券)指数は、前日比1.5%安の139.05。日 本企業ADR指数は同0.8%安の94.58(ともにバンク・オブ・ニューヨーク集 計)。

シカゴ商業取引所(CME)の日経平均先物(9月限)は同165円安の1 万3260円。大阪証券取引所は1万3310円、シンガポール取引所(SGX)は 1万3325円(すべて日中取引終値)。

時価総額で邦銀最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MTU US) のADRは1.6%安の7.91ドル。同行は米地銀大手ユニオンバンカル(UNB C、カリフォルニア州)を完全子会社化すると発表した。三菱UFJはUNB Cの筆頭株主。

時価総額でオーストラリア2位のウエストパック銀行(WBK AU)やインド 2位のICICI銀行(IBN US)も安い。

契約者数で世界最大の携帯電話サービス会社、チャイナ・モバイル(中国 移動)も下落。米シティグループは、利用料金収入の減少を理由に、同社の目 標株価を引き下げた。

米国株は下落。S&P500種株価指数の終値は、前日比15.73ポイント (1.2%)安の1289.59。ダウ工業株平均は、同139.88ドル(1.2%)安の11642.47 ドル。