NY銅先物:半年ぶり安値、ドル上昇に伴う魅力低下観測や在庫増加で

12日のニューヨーク銅先物相場は半年ぶり の安値を付けた。ドル相場上昇で代替投資としての金属の魅力が低下するとの観 測が強まったほか、製造業の需要鈍化で在庫が膨らんでいることに反応した。

先週はドルが対ユーロで3.6%上昇し、銅相場は6.9%下落した。ロンドン金 属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は2月14日以来の高水準となった。5 月7日に付けた1年ぶりの低水準からは39%増加している。

スコット・ブラス(ロードアイランド州)の金属運用部門ディレクター、ジ ョン・グロス氏は「銅相場はドル上昇を受けて軟調だ」とし、「ドルは堅調に推 移するだろう。ドルは過剰に速いペースで下げ過ぎていた」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場9月 限終値は前日比6.40セント(1.9%)安の1ポンド当たり3.2275ドル。一時は

3.2185ドルと、中心限月の取引としては2月6日以来の安値をつけた。先週は週 間ベースとして2007年5月以来で最大の下げだった。