米ゴールドマンの利益見通し引き下げ-オッペンハイマーとドイツ銀

オッペンハイマーのアナリスト、メレデ ィス・ホイットニー氏とドイツ銀行のアナリスト、マイク・マヨ氏は、それぞ れの調査リポートで、米ゴールドマン・サックス・グループの6-8月(第3 四半期)の利益見通しを下方修正した。証券引き受け業務や助言業務の収入軟 化が判断材料だった。

ホイットニー氏は同リポートで、ゴールドマンの6-8月期の1株当たり 利益見通しを2.15ドルと従来予想の3.54ドルから下方修正。これが嫌気され、 12日の米株式市場でゴールドマンの株価は下落、最大4%安をつけた。マヨ氏 は11日遅く、同社の1株当たり利益予想を3.25ドルから2.40ドルに引き下 げた。

住宅ローン担保証券(MBS)やレバレッジドローンなどの価値下落に伴 い、世界の金融機関は昨年初めからこれまでに4930億ドル(約54兆968億 円)以上の評価損や信用損失を計上している。

マヨ氏は同リポートで「ゴールドマンは資本市場の圧力と無縁ではない。 特に欧州の経済成長鈍化の可能性を考えるとなおさら、影響は免れない」と指 摘。「株式市場のさらなる大幅下落局面において、同社の株式投資比率(推定 35%)は非常に高い」と述べた。

一方、ホイットニー氏は下方修正の理由として、「顧客数の減少や全体的 に軟調な株式市場、助言業務や引き受け業務の収入伸び悩み」を挙げた。

12日のニューヨーク株式市場でゴールドマンの株価は午前10時12分現在、 前日比6.85ドル安の171.15ドル。年初からの下落率は20%。