イー・アク:4-6月営業損益が黒字浮上、携帯の連結外しで負担軽減

ADSL(非対称デジタル加入者線)大 手イー・アクセスが12日発表した第1四半期(2008年4-6月)連結決算に よると、前年同期に15億円の赤字だった営業損益は35億円の黒字に転換した。 不採算の携帯電話会社「イー・モバイル」を昨年5月末に連結対象から外して 負担が軽減された。

純損益は逆に、前年同期に46億円計上したイー・モバ株の売却益の反動 で、15億円の黒字から28億円の赤字に転落した。売上高はイー・モバ向け端 末販売増などで前年同期比61%増の243億円。

イー・モバは昨年3月開業。サービス立ち上げの設備負担が重く、当面は 赤字が続く見込み。イー・アクはその連結営業損益への影響を抑えるために昨 年5月末、イー・モバ株5.9%を米ゴールドマン・サックス(GS)グループ に売却して出資比率を40%未満に下げ、持ち分法適用会社としていた。

通期(09年3月期)連結業績予想は据え置き。イー・アクは7月末、同業 のアッカ・ネットワークスを今月15日付で子会社化し、ADSL事業を統合 すると発表。統合に伴う効率化でコスト低減が進むとして、通期予想を上方修 正していた。営業利益が前期比95%増の138億円、純損益は98億円の赤字 (前期64億円の赤字)の見込み。

イー・アク株価の終値は前日比400円(0.7%)安の5万8100円。