スタンダード・チャータード銀のモラン氏:ドルは今年下期に上昇へ

英銀大手スタンダード・チャータード銀行 のシニア為替ストラテジスト、マイク・モラン氏はドルやユーロ、円などの主 要通貨について、以下の通りコメントした。ブルームバーグテレビジョンとの インタビューで語った。

◎ドル相場について:

「ここ2週間にわたり投資家心理という点で本物の変化があり、ドルは 徐々に地合いを強めてきている。市場は米国に関して以前ほど弱気ではなくな りつつあり、それと比較して、世界の他の地域で起きていることにずっと弱気 になっている。欧州や日本で発表された経済指標は軟調だった」

「成長減速が米国だけの問題ではなく、欧州や日本など世界の他の地域の 問題となりつつあるとの事実に市場が順応するなか、こういった投資家心理の 相対的な変化により、ドル相場は向こう数カ月にわたり一段と堅調な地合いを 維持するだろう」

「今年7-12月(下期)を通じて、ドルは上昇するとみられる」

◎ユーロ・ドル相場とドル円相場について

「ユーロの対ドル相場は、1ユーロ=1.49ドルを割り込んだ。1.5050-

1.51ドル付近まで戻すことができれば、その水準で一段の下押し圧力が働くだ ろう。ドル円相場については、1ドル=110円の水準で上値抵抗線が多く見ら れる」

「今後数週間で確実に1ドル=112円に達するとみられるが、もし109円 30銭か109円40銭となれば、その水準で円に対しドルのロング(買い持ち) ポジションを再び構築できるだろう」

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