アイカーン氏のヘッジファンド、4-6月は9.1%損失-ヤフー株など

【記者:Miles Weiss】

8月11日(ブルームバーグ): 米資産家カール・アイカーン氏が率いるヘッ ジファンドは2008年4-6月(第2四半期)の運用成績がマイナス9.1%だった。 米インターネットサービス大手ヤフーや米携帯電話端末メーカー最大手モトロー ラなどへの株式投資で7億7300万ドルの損失を出したことが響いた。

アイカーン氏の資産運用事業の持ち株会社アイカーン・エンタープライゼズ が米証券取引委員会(SEC)に11日提出した届出書によると、ファンドの資 金純流出は1億6600万ドルだった。手数料支払いのベースとなる運用資産は6 月末時点で47億5000万ドルと、3月末の54億2000万ドルから減った。

アイカーン・エンタープライゼズは届出書で、「損失は主に、保有の中心で あるモトローラとヤフーの資産価値が下落した結果だ」と説明し、それは1-6 月の損失全体の70%強に相当したと指摘した。アイカーン氏らはモトローラ株

7.6%を1株当たり約13.69ドルで購入した。

アイカーン氏のファンドは、投資した企業の株価てこ入れに向けて経営陣に 圧力をかけるアクティビスト・ファンド。こうしたファンドは、少数の株式に投 資を絞り込むことなどが影響し、一般的にリターンが変動しやすい。

同ファンドは、モトローラ株の保有価値が第2四半期に3億ドル減少。米自 動車シート製造大手リア株の保有資産は1億1300万ドル失った。ヤフーに関す る損失は明らかにしていない。

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