NY銅先物:半年ぶり安値、景気鈍化や在庫増で需要後退懸念広がる

11日のニューヨーク銅先物相場は半年ぶり の安値を付けた。景気減速や在庫増加で、製造業の需要が後退しつつあるとの懸 念が広がった。

ブルームバーグ調査によると、米景気の低迷は来年まで長引く可能性がある。 6月のフランスの鉱工業生産は予想に反して減少。ロンドン金属取引所(LM E)の指定倉庫の銅在庫は2月以来の高水準となっている。

MFグローバルのアナリスト、エドワード・メイア氏はリポートで、「最終 消費者の金属需要に対する疑問が強まっている」とし、銅相場は「短期的には引 き続き下押し圧力を受けるだろう」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場9月 限終値は前週末比4.15セント(1.2%)安の1ポンド当たり3.2915ドル。一時は

3.282ドルと、中心限月の取引としては2月7日以来の安値を記録した。先週は

6.9%下落となり、週間ベースとしては2007年5月以来で最大の下げ。