ドイツ:7月の卸売物価、前年比9.9%上昇-27年ぶりの大幅な伸び

ドイツ連邦統計庁が11日発表した7月の独卸 売物価指数は前年同月比9.9%上昇と、1981年11月以来、ほぼ27年ぶりの大幅な 伸びとなった。原油価格が過去最高値となったことが要因。

前月比では1.4%上昇した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス トを対象にした調査では、前年同月比9%上昇、前月比0.5%上昇が見込まれてい た。

原油先物相場は7月11日に1バレル当たり147.27ドルと過去最高値を付け、 1年前に比べるとほぼ2倍となった。これを受けて企業の生産コストが押し上げら れ、消費者に対する製品価格への転嫁圧力が高まった。16年ぶりの高水準に達し たユーロ圏インフレ率の抑制に向け、欧州中央銀行(ECB)は7月に政策金利を 引き上げた。

7月は燃料と石油製品の価格が前年同月比30.8%上昇。穀物と家畜飼料は

18.2%値上がり、牛乳・乳製品・食用油は13.2%値上がりした。