ロシアの債券保有リスクが上昇-グルジアへの攻撃を米国が非難

11日のクレジット・デフォルトスワップ (CDS)市場で、ロシアの国債・社債保証コストが4カ月ぶりの高水準となっ ている。ロシアのグルジアへの攻撃を米国が非難したことに反応した。

CMAデータビジョンによれば、ロシア国債のCDSスプレッドはロンドン 時間午前10時28分(日本時間午後6時28分)現在、2ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)上昇の119bp。8日には14bp上げていた。ロシア最大 の上場企業、ガスプロムのCDSスプレッドは3bp上昇の239bp。

チェイニー米副大統領は、ロシアが軍事介入を続けた場合、「深刻な結果を 招く」と言明した。

フランセーズ・プラスメントの新興市場責任者、トム・ファロン氏は「今回 の件で、安全な逃避先としてのロシア資産の地位に疑問符が付きつつある」とし た上で、「平和や沈静化への呼び掛けにもかかわらず、ロシアは攻撃的な姿勢を 取っているようだ。これは市場にプラスとはならない」と述べた。