【注目株】太平洋セメ、スクリン、7&i、浜ゴム、TOWA(2)

12日の材料銘柄は以下の通り。

太平洋セメント(5233):4-6月期連結最終損益は、86億3600万円の 赤字(前年同期は27億2900万円の黒字)となった。住宅投資の冷え込みで販 売数量が減少したことや減価償却費の増加が響いた。

大日本スクリーン製造(7735):4-6月期(第1四半期)連結純損益は、 30億5200万円の赤字(前年同期は21億3300億円の黒字)と悪化した。半導 体製造装置の売り上げが大幅に減少したほか、為替差損、持ち分法による投資 損失、期首たな卸資産にかわる評価損計上なども響いた。

セブン&アイ・ホールディングス(3382)など:イトーヨーカ堂やマルエ ツ(8178)などスーパー大手が来年4月以降、風邪薬など大衆薬の販売に本格 参入すると12日付の日本経済新聞朝刊が伝えた。ドラッグストアでの定価販 売が中心だった大衆薬が、幅広い店で安く手に入ることになるという。

横浜ゴム(5101):4-6月期連結純利益は前年同期比7%減の29億900 万円だった。タイヤ販売は好調だったが、原料である天然ゴムの価格高騰が利 益を押し下げた。

出光興産(5019):子会社である出光スノーレ石油開発が、ノルウェー現 地法人の出光ペトロリアムノルゲを通じ、ノルウェー領北部北海にある探鉱鉱 区で試掘に成功したと発表。25%の権益を保有する探鉱鉱区PL373Sの 「ヨーバー」構造で試掘をした結果、油の集積を発見したという。

凸版印刷(7911):4-6月期の連結純利益は前年同期比87%減の16億 8900万円。半導体関連のフォトマスクの低迷や原材料価格の上昇に加え、複合 金融商品評価損の計上、子会社解散に伴って前年同期に法人税等調整額が減少 していた反動も影響した。

日本板硝子(5202):09年3月期の連結純利益予想を前期比45%減の275 億円(従来予想200億円)へ引き上げた。グループにおける特別損益項目予想 や税額などの見直しを行ったためとしている。

TOWA(6315):09年3月期の連結純利益予想を前期比43%減の12億 円(従来予想22億円)へと引き下げた。従来の増益予想が一転して減益予想 となる。第1四半期業績が当初予想より悪化した上、半導体メーカーが設備投 資を絞り込む傾向は当面続くと予想されるとしている。

東急不動産(8815):2010年度までの3年間に最大5000億円を投入し、 オフィスや商業施設の再開発を進めると12日付の日本経済新聞朝刊が報道。 信用混乱で欧米系ファンドの不動産投資が一服し、優良ビルを割安な価格で取 得できると判断したとしている。

マルハニチロホールディングス(1334):4-6月期(第1四半期)連結 純利益は前年同期比20%減の21億5600万円。価格転嫁や市況堅調などから営 業利益段階では大幅増益を達成したものの、ウナギ偽装で商品在庫関連損失等 11億400万円を計上したことが最終利益を押し下げた。

NEC(6701):今秋に発売する「秋冬モデル」を対象に、パソコンの国 内出荷価格の引き上げを検討している。中国の人件費上昇に加え、原材料や輸 送費の値上がりを受けて自助努力は限界と判断した。12日付の日本経済新聞朝 刊が報じた。

ハウス食品(2810):アジアでカレーレストランの出店を拡大する。グル ープの壱番屋(7630)と組み、日本式のカレーを提供。中国と韓国、台湾で店 舗数を現在の14店から2011年末には60店に引き上げる。12日付の日本経済 新聞朝刊が報じた。

塩野義製薬(4507):英製薬大手のグラクソ・スミスクラインと組み、米 国で抗エイズウイルス薬候補の患者向け治験を始めたと12日付の日本経済新 聞朝刊が報道。

ぴあ(4337):4-6月期の連結最終赤字は7億1800万円と、前年同期 の3億5800万円から拡大した。チケット販売が減少した上、希望退職者募集 に伴う割増退職金など3億9700万円の特別損失を計上したことが要因。

サンケン電気(6707):4-6月期(第1四半期)の連結純利益は前年同期 比16%増の2億3400万円となった。円高の影響で売上高は微減となったが、 冷陰極蛍光管(CCFL)の受注回復による工場稼働率の向上などが貢献した。

雪印乳業(2262):チーズ・油脂の好調や乳製品および飼料の価格改定浸 透から、4-6月期(第1四半期)の連結売上高は前年同期比4.9%増収を確 保。ただ、エネルギーや原材料価格の高騰が響き、営業利益は同9.7%減と落 ち込んだ。

東京海上ホールディングス(8766):4-6月期(第1四半期)の連結純 利益は前年同期比42%減の289億円となった。経常収益は微増だったものの、 営業費および一般管理費が大幅に増えた。なお、発行済株式総数の2.2%を上 限とする自己株取得を決議した。

徳島銀行(8561):09年3月期の連結純利益予想を前期比3.7倍の21億 5000万円(従来予想26億5000万円)へ減額修正した。徳島県の景気回復の足 取りが鈍いことから、貸倒償却引当費用見込額を46億円から52億円へ積み増 したほか、有価証券評価損も5億円計上した。

大分銀行(8392):09年3月期の連結純利益予想を58億円から16億円 (前期比72%減)へ引き下げた。取引先の破たんなどに伴う引当増加、将来の 貸倒リスクに備えるための貸倒引当金の大幅な積み増しが要因。

宮崎太陽銀行(8560):09年3月期の連結純利益は前期比43%減の2億 円(従来予想6億円)へ減少する見込み。貸倒引当金約22億円を積み増すこ とが利益を押し下げる。

富士通(6702):航空部品向けのICタグ(荷札)を開発し、米ボーイン グなど世界の航空機メーカーへの売り込みを始めたと12日付の日本経済新聞 朝刊が報じた。整備業務の効率に役立つことから、3年後に20億円程度の売 上高を目指す。

ケネディクス(4321):不動産価格の調整を反映し、売却益を保守的に見 積もったことにより、08年12月期の連結業績予想を引き下げた。純利益予想 は前期比15%減の125億円(従来予想153億円)。

中外鉱業(1491):4-6月期(第1四半期)の最終損益は26億2500万 円の赤字(前年同期は1200万円の黒字)に沈んだ。仕掛不動産の評価損、建 物などの減損損失をそれぞれ特別損失に計上したことが響いた。

エーアンドエーマテリアル(5391):神奈川建設アスベスト損害賠償請求 訴訟を提起され、訴状の送達を受けたと発表。原告は神奈川県在住の建設従事 者とその遺族43人で、被告は国および建材メーカー46社。石綿関連疾患に関 し、不法行為責任と製造物責任に基づく総額約15億円の損害賠償請求を求め ているという。

ウェブクルー(8767):08年9月期の連結純利益予想を前期比78%減の 1億円(従来予想5億円)へと引き下げた。ウェブクレジットの貸付金の担保 評価減に伴う貸倒引当金追加計上の可能性があるほか、FXキングの初期投資 費用が増加しているため。

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