アジア株:MSCI指数、下落-北京五輪開幕を控え中国株が安い

8日のアジア株式相場は下落。MSCIアジ ア太平洋指数は、このまま終了すれば週間ベースで2週連続安となりそうだ。安 全面での脅威が北京五輪に影響する可能性があるとの懸念から、中国の株式相場 が下げたことが影響した。

鉄鉱石・石炭輸送で世界最大手の中国遠洋(COSCOホールディングス) はここ半年余りで最大の下落。米景気減速でアジア製品の需要が後退しつつある との懸念が広がった。三菱UFJフィナンシャル・グループは、週間の下落率が 今年最大となった。国内での融資の伸び鈍化が材料。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時21分現在、前日比0.6%安 の127.25。週初からは2.6%下げている。日経平均株価は、前日比43円42銭 (0.3%)高の1万3168円41銭で終了。中国市場の指標、CSI300指数は同

4.7%安だった。

BOCIセキュリティーズのストラテジスト、ピーター・パク氏(香港在 勤)は「昼休み以降、北京五輪での安全への脅威に関するうわさが少し聞かれ た」とした上で、「今のところ、誰にも脅威の立証はできない」と述べた。