日野自:メキシコにトラック工場、来年7月生産開始-物産と合弁(2)

トヨタ自動車の子会社でトラック大手の日野 自動車は8日、メキシコにトラックの組立工場を新設すると発表した。三井物産 と合弁で生産事業会社を設立し、2009年7月から生産を開始する。

合弁会社の資本金は900万ドルで、日野自が80%、物産が20%出資して、 今月中にグアナファト州シラオ市に設立する。合弁会社は日野自の中型トラック 「レンジャー(現地名500シリーズ)」を年間1200台規模で組み立て生産する。

日野自は昨年8月に物産が現地に設立した販売会社を通じてメキシコ市場に 参入した。現在は小型トラック「デュトロ(同300シリーズ)」だけを同国で販 売しているが、これに来夏から現地生産する500シリーズが加わることになる。

また日野自は、物産が全額出資で設立した現地販売会社に資本参加すること も併せて発表した。販売会社の資本金は現在、500万ドルだが、日野自が今月中 に270万ドルの増資を引き受け、出資比率を35%にするとしている。これによ り日野自は生産、販売の両面で、同国に直接進出する体制が整う。

日野自の株価は前日比6円(1.1%)高の559円(午後1時34分現在)で、 これは昨年末の終値から23%下げた水準となる。