ダイワ精工株が急騰、釣り具堅調で四半期営業増益-テニスは買収効果

釣り具やゴルフ用品に強みを持つダイワ精 工の株価が急騰。一時は前日比16円(9.2%)高の190円まで買われ、6月26 日以来、約1カ月半ぶりの高水準に回復した。主力の釣り具が好調を継続して いるうえ、テニス用品小売会社の買収が奏功、4-6月期(第1四半期)決算 が増収営業増益となったことが好感された。

午前10時30分現在の株価は同7.5%高の187円で、東証1部上昇率ランキ ング11位。出来高は既に128万株に達しており、同社株の過去5営業日の終日 出来高の平均(13万株)のおよそ10倍に膨らんでいる。

ダイワ精工が7日の取引終了後に公表した第1四半期決算によると、本業 のもうけを示す連結営業利益は前年同期比0.9%増の20億円。樹脂などの原材 料価格が上昇したため営業利益率は10.8%に0.6ポイント悪化したが、テニス 用品子会社「ウインザー商事」の買収で8億円弱の増収要因があり、増益を確 保した。

ダイワ精工総務部の嘉山芳範・株式課長によると、ウインザー商事買収で 年間30億円程度の売り上げ増が見込めるそうで、「テニス関連事業も伸びてい る」(嘉山氏)という。

会社側の09年3月通期の業績予想は、売上高が前期比6.6%増の675億円、 営業利益が同1.5%増の38億円。スポーツ・レジャー業界の環境は厳しいが、 増収増益基調を保つ構え。1株利益(EPS)予想は5円80銭と設定、7日終 値で算出した株価収益率(PER)は30倍だった。

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