伊フェラガモ:IPO計画を来年まで先送りも、消費低調で-関係者

創業81年のイタリアの高級靴メーカー、フェ ラガモは個人消費が落ち込み、株式相場が低調に推移するなかで、新規株式公開 (IPO)を来年まで先送りする可能性がある。事情に詳しい関係者2人が明ら かにした。

IPO計画は極秘扱いだとして匿名を条件に明らかにした同関係者によると、 フェラガモのIPOは市況が改善するまで保留される。1927年創業の同社はフ ェラガモ家が保有している。ミケーレ・ノルサ最高経営責任者(CEO)は7日、 IPOの実施時期は「市場次第になる」とメールによる文書で説明したが、詳細 は明らかにしなかった。

サンフォード・C・バーンスティーンのアナリスト、ルカ・ソルカ氏による と、米欧の消費が鈍化するなかで、高級品メーカーの企業価値は今年に入って平 均25%目減りした。IPO業務を担当する銀行が決まった昨年11月時点でフェ ラガモの評価額は約15億ユーロ(約2500億円)と、事情に詳しい複数の関係者 が当時明らかにしている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE