三洋電は反落、円高と原材料高で第1四半期営業減益-半導体赤字拡大

三洋電機株が反落。一時前日比16円 (6.9%)安の216円まで下落した。前日に発表した第1四半期決算は、円高や 原材料高で営業利益が前年同期を大きく下回った。半導体は市況悪化で赤字幅 が拡大、エアコンの販売も不振だった。

第1四半期の連結営業利益は前年同期比24%減の50億円。「カーナビや エアコンの収益性低下を電池事業の好調で補てんできず、低迷した」(三菱U FJ証券の石野雅彦シニアアナリスト)。一方、売上高は同6.5%増の4797 億円。海外を中心に二次電池や太陽電池、デジタルカメラなどが伸びた。純利 益は携帯電話機事業の京セラへの売却益280億円を計上したため、同11倍の 282億円となった。

みずほインベスターズ証券調査部の倉橋延巨アナリストは、「エアコンや 半導体の不振は分かっていたこと。むしろこの環境下での増収は評価してもい い」と述べ、決算は売り込まれるような内容でなかったとの見方を示した。

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