シカゴ小麦:6月中旬以降で最大の7.1%上昇-相場下落で輸出拡大

シカゴ商品取引所(CBOT)では7日、小 麦相場が6月中旬以降で最大の上昇率を示した。過去最高値に達した2月以降、 相場が41%下落したことを受け、輸入国が米国産小麦の購入量を増やすとの観測 が高まった。

米農務省の同日の発表によると、米国産小麦の7月31日終了週の輸出成約高 は68万2600トンと、過去4週間の平均を1%上回った。2009年5月31日までの 輸出成約高は過去5年平均を36%上回っている。パキスタンのトレーディング・ コーポレーションは在庫を積み増すため、今月に入って2度目の入札で小麦25万 トンを購入した。

MFグローバルの1部門であるアドバンテージ・トレーダーズ・グループ (シカゴ)の穀物ブローカー、ジョゼフ・バクラビック氏は「需要は拡大してい る」と指摘。「この相場水準なら輸入国は在庫を積み増そうとするだろう」との 見方を示した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物相場12月限終値は、前日比56.25 セント(7.1%)高の1ブッシェル当たり8.47ドルと、中心限月としては6月11 日以降で最大の上昇率を示した。