中国人民元:下落-資金流入の管理強化で元上昇ペース鈍化との観測

中国の外国為替取引で、人民元はドルに対し 1週間余りで最大の下げとなった。中国当局が違法な資金流入を阻止するために外 為管理法の変更を承認したことを受け、今年7-12月(下期)に人民元の上昇ペ ースが鈍化するとの観測が強まった。

国務院(内閣に相当)が6日公表した資料によると、外為管理法の変更は即日 適用され、当局は通貨の支払いなどをチェックする権限を強めることとなる。中国 人民銀行は7日、人民元の中心レートを7営業日連続で前営業日の終値を下回る水 準に設定した。7日連続は2005年7月のペッグ(連動)制廃止後で最長。

デービッド・フォレスター氏(シンガポール在勤)らバークレイズ・キャピタ ルの調査担当者は7日付のリポートで、外為管理法の「これら変更は資本流入を抑 制することが目的のようで、当局が明らかに示している人民元の上昇ペースを鈍化 させる意向と一致するものだ」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後5 時30分(日本時間同6時30分)現在、前日比0.19%安の1ドル=6.8614元。6 日は6.8482元だった。

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