ジャンク債デフォルト率、今後1年で最悪10%に上昇も-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベスター ズ・サービスは7日発表のリポートで、世界全体での投資不適格級(ジャンク 債)のデフォルト(債務不履行)率が今後1年間で、最悪の場合10%に達する 可能性があると指摘した。

ジャンク債のデフォルト率は今後1年間で6.3%に達すると見込まれてい るが、住宅市場の崩壊が「長引く米リセッション(景気後退)」を引き起こす 場合には、その確率が10%まで上昇する可能性があるという。

同リポートによると7月のジャンク債デフォルト率は2.5%と、前月の

2.1%から上昇、昨年11月以来で最大の伸びとなった。

ムーディーズの企業調査担当ディレクター、ケネス・エメリー氏は同リポ ートで、「世界的にみて、ジャンク債のデフォルト率は今後1年間で急激に上 昇するだろう。景気が悪化し、財務状況が苦しい企業が増える中で、企業がデ フォルトに陥るペースは7月に大幅に加速した」と記述した。

これによると、米国のジャンク債のデフォルト率は年末までに5.7%に上 昇し、今後1年間では7.2%まで拡大する見通し。7月の同デフォルト率は 3%(前月2.5%)だった。

また、欧州のジャンク債デフォルト率は年末までに2.5%に上昇すると予 想されている。7月の同デフォルト率は0.7%で前月と変わらずだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE