英中銀:政策金利を5%に据え置き-物価上昇と景気低迷を考慮(2)

(3段落目以降に、エコノミストのコメントなどを加えます)

【記者:Brian Swint、Jennifer Ryan】

8月7日(ブル-ムバ-グ): イングランド銀行は7日、金融政策委員会(M PC)で、政策金利のレポ金利を5%に据え置くことを決めた。市場の予想通りで、 4カ月連続の据え置きとなった。インフレが加速する一方で、英経済がリセッショ ン(景気後退)の瀬戸際にあることを考慮した。

ブルームバーグ・ニューズまとめたエコノミスト調査では、60人全員がキ ング総裁ら9人から成るMPCが政策金利を据え置くと見込んでいた。

英国では7月、サービス業と製造業、建設業の活動が縮小したほか、英住宅価 格はここ25年で最大の落ち込みとなった。一方、イングランド銀のキング総裁は インフレ率が目標である2%の2倍強まで近く上昇するとの見通しを示している。 7月のMPCでは政策金利をめぐる主張が据え置き、利上げ、利下げの3つに分か れた。

BNPパリバ(ロンドン)のマーケットエコノミクス部門責任者、ポール・モ ーティマーリー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「イングラ ンド銀は厳しい状況にあり、景気とインフレのひどい見通しの板挟みにある」と指 摘し、「このような場合は、イングランド銀は何もしない」と語った。

イングランド銀は新たなインフレ見通しを13日に発表する。今回のMPC議 事録は20日に公表される。