オランダのエイゴン4-6月:58%減益-投資損失や評価損響く(2)

オランダの保険会社大手、エイゴンが7日発 表した2008年4-6月(第2四半期)決算は、前年同期比58%減益となった。 投資損失や評価損が響いた。

純利益は2億7600万ユーロと、前年同期の6億5500万ユーロから減少。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想(10人の中央値)の3億 4300万ユーロを下回った。

同社は第2四半期に投資資産の評価額を9800万ユーロ引き下げた。前年同 期の評価損は400万ユーロ。昨年から始まった米サブプライム(信用力の低い 個人向け)住宅ローン危機の影響で株式や債券相場が打撃を受け、米州とオラ ンダ国内の投資収益は低下した。

ロベコで運用に携わるフォルマー・ピータースマ氏は、「エイゴンは潜在成 長力を示す必要がある。利益率の上昇や十分なキャッシュフロー(現金収支) が必要だ」とした上で、「嵐を乗り切る力があること、資産の質が良好であるこ とを示さなければならない」と指摘した。

アムステルダム時間午前9時22分(日本時間午後4時22分)現在、エイ ゴン株は6.1%安の7.76ユーロ。

アレクサンダー・ビナエンツ最高経営責任者(CEO)はブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、米市場では「幾分の衝撃」があるとし、中 央アジアとアジアでは「減速が見られる」と語った。

同社は6月2日に、向こう5年に少なくとも年10%の増益との目標を設定 した。新規市場での成長加速と低収益事業の売却を計画している。