仏アクサ1-6月期:32%減益-貯蓄商品の不振と投資評価損響く

欧州保険2位の仏アクサが7日発表した2008 年1-6月(上期)決算は、前年同期比で32%減益となった。株安が貯蓄商品 の販売鈍化につながったほか、投資の評価損が響いた。

アクサの発表資料によれば、純利益は21億6000万ユーロと、前年同期の31 億8000万ユーロから減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト11 人の予想値(19億3000万ユーロ)は上回った。一時費用と買収関連経費を除い た営業利益は前年同期比3%増の27億7000万ユーロとなった。

アクサは発表資料で、「市場の状態が著しく悪化しない限り」、08年通期 営業利益は「過去最高益となった07年とほぼ同水準になるはずだ」との見通し を示した。

投資収益や資産管理手数料、貯蓄商品の売り上げが株価と関連していることか ら、金融市場の混乱がアクサやミュンヘン再保険など保険各社の収益を圧迫して いる。アクサのアンリ・ドカストリ最高経営責任者(CEO)は2月、08年の 業績は市場の安定の度合い次第だと述べた上で、世界の株式相場が10%下落す れば利益が4億ユーロ目減りすると推定した。