住友不:第1四半期純益60%減-マンション竣工時期の差異影響(2)

住友不動産が7日発表した第1四半期(2008 年4-6月期)の連結純利益は前年同期比60%減の121億円だった。分譲マンシ ョンの竣工時期の差異が前期との比較で生じたほか、棚卸資産評価損など137億 円を特別損失に計上したことなどが響いた。

売上高は同23%減の1630億円、営業利益は同31%減の402億円、経常利益 は同36%減の337億円となった。同社ブランドの分譲マンション「シティタワ ー」の竣工時期が前期は第1四半期中心だが、今期は例年通りの第4四半期に戻 るため、四半期ベースでの業績には大きな影響が出た。

主力の賃貸事業は、既存ビルの賃料上昇が寄与し売上高は前年同期比10%増 の797億円となった。販売事業は、マンションの竣工時期の要因で同約5割の減 少となり425億円。完成工事事業では、注文住宅の受注棟数が増加したが、流通 事業では仲介件数が前年同期比マイナスとなり減収となった。

住友不動産は今期(2009年3月期)連結業績予想を据え置いた。売上高が前 期比4.1%増の7200億円、営業利益が同4.8%増の1620億円、純利益が同3.0% 増の650億円をそれぞれ見込む。同社は、経常利益での進ちょく率は27%として、 順調に推移しているとしている。

住友不動産の株価は前日比95円(4.4%)高の2235円(午後2時48分現 在)。