千代建株がストップ安、プラントの引き渡し遅れる-四半期大幅減益

総合エンジニアリング大手の千代田化工建 設の株価がストップ安(制限値幅いっぱいの下落)を付けた。プラントの引き 渡し時期が遅れたことなどで、午後零時に発表した第1四半期(4-6月)決 算は大幅な減益となった。業績の先行きを不安視した売り注文が殺到した。

午前終値は前日比0.6%安の990円だったが、発表を受けて午後は売りが優 勢となり、一時100円(10%)安の896円とストップ安。午後1時半現在、同 77円(7.7%)減の919円と東証1部下落率ランキングで上位に位置する。

第1四半期連結営業利益は前年同期比81%減の13億5300万円に落ち込ん だ。同社広報IR担当によると、国内のプラントで検査や機器の搬入が遅れ、 売上計上が第2四半期(7―9月)以降にずれ込んだ。さらに、カタールの大 型LNG(液化天然ガス)プラント工事に関連し、従業員を運ぶバスのガソリ ン代など経費もかさんだ。

ただ、09年3月期の連結営業利益予想は前期比41%増の125億円と従来予 想を据え置いた。広報担当者は、国内プラントの引き渡しは年度内に完了する 見通しであるため、業績予想を変更しなかったと説明した。

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