ブラジルのヴァリ:4-6月期は過去最高益-鉄鉱石価格上昇で(2)

鉄鉱石生産で世界最大手、ブラジルのヴァリ (旧通称リオドセ)が6日発表した2008年4-6月(第2四半期)決算は、純 利益が前年同期比22%増加し過去最高益となった。鉄鋼メーカーとの契約価格 が過去最高となり、増益に寄与した。

ヴァリの発表資料によれば、純利益は50億1000万ドル(1株当たり1.02 ドル)と、前年同期の40億9500万ドル(同85セント)から増加。1株利益は ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト8人の予想平均(91セント) を上回った。

鉄鋼メーカーとの鉄鉱石供給契約が少なくとも65%の値上げで合意したこ とから、売上高は前年同期比22%増となった。鉄鉱石は第2四半期売り上げの 半分以上を占めた。ただ、鉄鉱石に次ぐ売り上げのニッケルの平均価格が前年比 で43%下がったことが利益を圧迫した。

スピネッリのアナリスト、ダニエル・ゴレイエブ氏は「この決算を受け、市 場のセンチメントは買いとなっている」と指摘。「ヴァリは高価格製品の増産を 通じて市場の需要を利用することができた。また関心が高い製品に集中したこと も、プラスのイメージを作るのに寄与した」と説明した。

鉄鉱石売上高は72%増の61億2000万ドル、ニッケル売上高は41%減の18 億7000万ドルだった。

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