NZドル:10カ月ぶり安値付近、雇用統計受け追加利下げ観測強まる

7日の外国為替市場では、ニュージーランド (NZ)ドルが3日続落し、10カ月ぶりの安値付近で推移している。NZ政府 が同日発表した4-6月(第2四半期)の失業率が約2年ぶりの高水準になった ことで、追加利下げ観測が強まった。

市場では雇用統計を受け、NZ準備銀行が利下げする可能性が高まると見ら れている。NZ準備銀行のボラード総裁は5日、景気減速に伴って現在8%の政 策金利の一段の引き下げが正当化されるとの見解を示した。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、ネッド・ランペルティン氏(ロン ドン在勤)は「NZドルは景気の状況を反映すると見込まれ、見通しは厳しいよ うだ」と指摘した。

ウェリントン時間午前11時24分(日本時間同8時24分)現在、NZドル は1NZドル=0.7208米ドル。アジア時間前日遅くは同0.7228米ドルだった。 一時は0.7165米ドルと、昨年9月19日以来の安値を付けた。対円では1NZド ル=78円95銭(前日は78円51銭)。