短期市場:翌日物0.50%前後か、資金余剰感広がる-準備預金4兆円台

短期金融市場の無担保コール翌日物は日本銀 行の誘導目標0.50%前後で推移しそうだ。税揚げ日の通過や為替スワップの円 転コスト低下を背景に足元から資金余剰感が広がっている。日本銀行は前日から 準備預金残高を4兆円台に減らしている。

6日の加重平均金利は0.2ベーシスポイント低下の0.500%。朝方に大手行 が0.505%で調達したが、その後は0.50%を中心に取引され、午後は0.48%ま で低下した。7日受け渡し分は0.51%程度、ユーロ(オフショア)円は0.43% 程度に下がった。

レポ(現金担保付債券貸借)が0.51%前後と、コールの誘導目標と比較し て下限域に達するなど、運用の強さを示している。為替スワップ取引を使った

0.4%台の安い資金の流入も指摘され、一部の外資系金融機関が資金の取り手か ら出し手に回るなど、需要が減少している面もある。

外国銀行の調達減少で無担保コール残高が低迷するなか、日銀は準備預金残 高を4兆円台に減らしている。取引は総じて落ち着いているが、準備預金の積み 上げ額が大きい大手行に影響が出てくる可能性もある。積みの平均ペースと比べ た進ちょく率かい離幅はプラス3.0となっている。

調節見送り予想-準備預金4.9兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は前日比3000億 円減少の7兆2000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は横ばいの4兆9000 億円程度になる見込み。市場では調節見送りを予想する声が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均4兆3700億円)と積み終了先(6日 は1800億円)から推計した中立水準は4兆6000億円程度とみられる。