【注目株】NTT、ニコン、エルピ、TBS、船電、クボタ、ダイキン

7日の材料銘柄は以下の通り。

NTT(9432):第1四半期(2008年4-6月)連結決算によると、純利益 は前年同期比17%増の1755億円となった。稼ぎ頭である携帯電話子会社NT Tドコモが、端末の割賦販売導入による経費負担軽減で大幅増益となったため。 通期予想は据え置いた。

ニコン(7731):第1四半期(4-6月)の連結純利益は前年同期比23%減 の180億円。半導体メーカーの投資抑制や円高などが響いた。通期(09年3月 期)業績は、従来計画の前期比3.3%増の780億円を据え置き。

エルピーダメモリ(6665):中国企業の蘇州ベンチャー投資集団と年内に 中国江蘇省蘇州市にDRAM生産合弁会社を設立することで合意した。合弁会 社は10年1-3月期に操業開始の予定で、生産量は初期段階で月産4万枚、 その後月産8万枚まで増強する計画。

TBS(9401):今期(09年3月期)の連結純利益予想を3割引き下げた。 米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題や原材料高を受けた 企業が、テレビ広告の出稿を予想以上に抑制、今期純利益は105億円(従来予 想は150億円)に減る見通し。前期比では45%減とマイナス幅が拡大する。

船井電機(6839):第1四半期(4-6月)の連結純損益が138億円の赤 字になったもよう。過年度法人税の追徴を費用処理したのが響いた。前年同期 は13億4000万円の黒字。114億円の赤字を見込む通期予想は据え置き。

クボタ(6326):鉄スクラップをはじめとする原材料価格の高騰などが響き、 第1四半期(4-6月)の連結純利益は前年同期比17%減の200億円となった。 09年3月通期の予想値である前期比7.4%減の630億円は据え置き、進ちょく 率は31.8%。

ダイキン工業(6367):景気悪化と天候不順で、第1四半期(4-6月)に 欧州で空調機器の需要が低迷。第2四半期(7-9月)以降も懸念が残り、09 年3月期の業績予想を見直した。連結営業利益予想は前期比5.1%増の1350億 円と、従来計画から50億円減額。

昭和シェル石油(5002):村山康夫代表取締役社長が、健康上の理由で辞 任した。常務取締役の新井純氏が代表取締役社長代行に就任した。

CSKホールディングス(9737):第1四半期(4-6月)の連結営業損益 は37億5300万円の赤字。前第1四半期に金融サービス事業では大型投資案件 の精算があった反動や、株式市況低迷による証券事業の低調、情報サービス事 業の戦略投資の先行費用負担が響く。前年同期は176億円の黒字。

大日本印刷(7912):印紙事業で出版印刷関連、住空間マテリアル関連が低 迷したものの、エレクトロニクス部門の液晶カラーフィルターが全体を押し上 げ、第1四半期(4―6月)の連結純利益は前年同期比11%増の99億7200万 円と増益を確保した。

セシール(9937):消費環境の冷え込みで売上高が計画を下回る上、用紙代 などのコスト上昇も重なり、08年12月期の連結純損益見通しを従来の6億円 の黒字から1億円の黒字に減額修正した。前期実績は41億1900万円の赤字。

森永製菓(2201):食料品製造事業で主力ブランドの「森永ビスケット」 「ダーツ」などが苦戦、原材料価格高騰の影響もあり、第1四半期(4-6 月)の連結営業利益は前年同期比67%減の5億5900万円にとどまった。09年 3月期の予想値である前期比17%減の41億5000万円は据え置き。

不二製油(2607):国内外市場でチョコレート用樹脂や機能性樹脂などスペ シャリティ製品を拡販、数量増が寄与する格好で9月中間期の連結営業利益は 前年同期比76%増の40億円と、従来計画から10億円上振れる見込みとなっ た。09年3月期予想の80億円は据え置き。

ローランド(7944):生産調整や在庫圧縮など不透明な環境への対応を図っ たことで原価率が上昇、販売費・一般管理費も膨らみ、第1四半期(4-6 月)の連結営業利益は前年同期比36%減の14億5700万円にとどまった。09 年3月通期の計画値も従来の127億円から前期比9%減の121億円に減額。

エンシュウ(6218):09年3月期の連結経常利益予想を上方修正。従来計 画比63%増の5億7000万円になる見通しだ。前期は6億5500万円の赤字。 工作機械関連事業のシステム機、輸送機器他関連事業の二輪車・バギー車用エ ンジン部品の生産減少などから売上高は計画を下回るものの、利益面では為替 の影響が利益を押し上げる。