イオン:国内最大SC「レイクタウン」、年間2500万人来場者を計画

総合スーパー国内最大手のイオンは6日、国 内最大の面積を持つ環境対応型商業施設(SC)「レイクタウン」(埼玉県越谷 市)の全体概要を発表した。10月2日に開店し、年間来場者数は2500万人を目指 す。環境にも配慮した同店舗は今後、イオンが展開するSCのモデルとなる。

総施設面積は約22万平方メートル。グループ内の最大SC「イオンモール羽 生」と比べても面積・来場者数はほぼ2倍近い規模となる。営業・商品統括担当 の村井正平専務執行役は「これでも小さい。日本人口の約3割を占める東京圏だ からこそ、この規模でやった」と話し、埼玉だけでなく、千葉、東京など首都圏 からの来場に期待を寄せる。

車の利用者も見込むが、同SCは隣接するJR武蔵野線の越谷レイクタウン 駅から徒歩1分と交通の便も良いため、電車利用者を来場者数の約18%(通常の 駅前SCは約15%)と想定する。

「MORI」と「KAZE」の2つのエリアに分かれ、MORIには総合ス ーパー「ジャスコ」、KAZEにはイオン系SCに初出店となる食品スーパー 「マルエツ」とファッション専門店「ビブレ」を核店舗とする。団塊ジュニアな どを対象顧客とし、2エリア合計で565の専門店が出店する。

ジャスコでは、イオンが進める売り場改革も実行する。商品単位からテーマ ごとの売り場編成に変える。例えば、「ほぼかばんだけになっている」(村井専 務)今の旅行関連グッズ売り場には、旅行関連の本や化粧品、電化製品などを集 め、トラベルというテーマにふさわしい品揃えにする。

環境対応型になっているのもレイクタウンの特徴。2012年度までに300億円 を環境関連に投じる計画で、オリンピックプール4面分に相当する総面積4000平 方メートルのソーラーパネルを導入。一般家庭約80世帯の年間使用量に相当する 約41万キロワットを発電し、同規模のSCに比べ、CO2を2割削減する。電気 自動車のため、充電ステーションを国内SCとして初めて設置。30分程度で120 キロメートル走行可能な充電ができる予定。

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