短期市場:翌日物0.50%付近、準備預金4.9兆円に縮小-金先は小幅反落

短期金融市場の無担保コール翌日物は

0.50%付近で推移。税揚げ日の通過と年金払い日を控えて資金運用が増加してい る。日本銀行はこの日の準備預金を4兆9000億円まで減らした。一方、ユーロ 円金利先物相場は、米利上げ観測の後退と原油安を好感した株高を受けて小幅反 落(金利は上昇)している。

朝方の翌日物は0.505%で取引が成立。その後は国内銀行や外国銀行の調達 で0.50%の取引が増えている。5日の加重平均金利は0.502%だった。一方、レ ポ(現金担保付債券貸借)は、7日や国債発行日の8日スタート分が0.50-

0.51%と、コール翌日物との比較から実質的な下限域で取引されている。

日銀は午前9時20分の定例調節を見送り、準備預金(除くゆうちょ銀)を 2000億円減少の4兆9000億円程度とした。もっとも、残り必要積立額(1日平 均4兆3900億円)と積み終了先(5日は2300億円)から推計した中立水準も4 兆6000億円程度に下がっており、3000億円程度の余裕幅が残る計算だ。

為替スワップの円転コストはコール金利に比べて安い状況が続いており、外 銀のコール市場での調達需要は低迷している。無担保コール残高も14兆円を下 回っている。準備預金の積みは、平均ペースと比べた進ちょく率かい離幅がプラ ス3.2と緩やかに進んでおり、国内銀行の調達を中心に相場が安定する要因にな っている。

金利先物は小幅反落

ユーロ円金利先物相場は小幅反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声 明で景気改善見通しが弱まったのを受けて、市場の年内利上げ観測が後退してい る。株式市場では原油安も加わって米ダウ平均株価が大幅高となっており、日経 平均株価も200円超の上昇となるなかで、債券先物や金利先物に売りが先行した。

中心限月2009年3月物は前日比0.010ポイント高の99.170(0.830%)と、 4月21日以来の高値で取引開始。しかし、株価が反発するなかで売りが優勢に なり、0.010ポイント安の99.150まで下落した。その後は横ばいの99.160付近 まで買い戻されている。期先限月に影響を与える2年スワップは1.060-

1.065%付近と、前日のレンジ1.055-1.070%の中で推移している。

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