中国工商銀行:ニューヨーク支店開設に向け米金融当局から承認獲得

時価総額で世界最大の中国工商銀行がニュ ーヨーク市内での支店開設に向け、米金融当局の承認を獲得した。

米当局が5日発表した資料で明らかになったもので、工商銀は大口顧客向 け預金業務などのサービスを計画しているという。同行の総資産は1兆3000 億ドル(約141兆円)を上回る。工商銀のほかに米国内に支店を持つ中国の銀 行は、中国銀行と交通銀行、招商銀行の3行。

米シティバンクなど外国の銀行が中国に進出するなか、工商銀は過去1年 で20%余り上昇した株価を利用して事業拡大を図っている。米住宅ローンに関 連し4920億ドル相当の評価損・貸倒損失を計上して株価が下落している金融機 関は、同影響を免れた中国の銀行の買収対象となる可能性がある。