豪ドル:対米ドルで4カ月ぶり安値-利回り格差が年初来で最小

6日の外国為替市場で、オーストラリア・ドル は米ドルに対して下落し、4カ月ぶりの安値を付けた。オーストラリア準備銀行 (RBA)が来月利下げするとの見方から、2年物豪州債の米国債に対する利回 り格差が年初来で最小となったことが影響した。

豪ドルは7営業日続落と、約2年で最長の下落となった。金や原油など、同 国が輸出する商品の相場が下落したことにも反応した。RBAが前日、利下げの 余地があるとの見解を示したことで、9月の政策決定会合で約7年ぶりに利下げ するとの見方が市場に広がった。

TDセキュリティーズのシニアストラテジスト、ジョシュア・ウィリアムソ ン氏は「豪ドルは現時点で、極めて軟調な方向にある」とし、「商品相場や金利差 が悪材料となっており、米ドルは上昇基調、原油相場は下落している」と指摘し た。

シドニー時間午前8時59分(日本時間同7時59分)現在、豪ドルは1豪ドル =0.9163米ドル。一時は0.9133米ドルと、4月4日以来の安値を付けた。アジ ア時間前日遅くは0.9185米ドルだった。対円では1豪ドル=99円21銭(前日は 99円7銭)。

2年物豪州債は同年限の米国債との利回り格差が339ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)と、昨年11月28日以来の低水準となった。