【きょうのチャート】商品下落はBHPのリオ買収に有利に働く可能性

商品相場の下落は世界最大の鉱山会社、豪B HPビリトンが英豪系リオ・ティントに仕掛けている1340億ドル(約14兆 5000億円)の敵対的買収に追い風となるかもしれない。

S&P500素材株指数は6日時点であと1.7%下がれば弱気相場入りするが、 同指数の低迷は、リオに対する買収提示額が低過ぎないとするBHPの主張の 根拠を強めるかもしれない。BHPは両社の本社や一部鉄鉱石事業の統合によ ってコストを削減できると説明している。

きょうのチャートはロンドン上場のリオの株価。リオ1株にBHP株3.4 株を割り当てるBHPの買収提示額をほぼ10%下回っている。同提示額を最後 にリオ株が上回っていたのは4月6日。チャートには素材株指数の下落も示し た。

ヌミス・セキュリティーズ(ロンドン)のアナリスト、サイモン・トイン 氏は「商品価格が下落し、利益率が圧迫されるなか、相乗効果から得られる結 果は一段と魅力的になると言うことができる」と指摘。「そうした状況はBHP の提案に多少有利に働く可能性がある」と述べた。

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