加ドル:4日続落、一時約1年ぶり安値-原油など商品相場下落で

5日の外国為替市場で、カナダ・ドルは約 1年ぶりの安値に下落。原油などの国際商品価格が値下がりしたほか、米ドル が上昇した。

カナダ・ドルは4営業日続落となった。商品はカナダ輸出の約半分を占め、 米国が同国最大の貿易相手国。

ナショナル・バンク・オブ・カナダの為替取引担当マネジングディレクタ ー、ジャック・スピッツ氏(トロント在勤)は「最大の要因は商品相場の弱さ で、特に原油が影響している」と指摘。「商品相場は依然下落しており、それ がカナダ・ドルに対する弱気な見方と広範囲にわたる米ドル需要をあおってい る」と述べた。

カナダ・ドルは、トロント時間午後5時27分(日本時間6日午前6時27 分)現在、前日比0.7%安の1米ドル=1.0433カナダ・ドル(1カナダ・ドル =0.9584米ドル)。一時は1.0453カナダ・ドルと、咋年9月11日以来の安 値を付けた。前日は1.0366カナダ・ドルだった。

原油先物相場は1バレル当たり118ドルに下落。熱帯性暴風雨「エドゥア ルド」で米国の石油掘削装置や製油設備に被害はないとの観測のほか、他の商 品相場の下落が手掛かりとなった。消費者が燃料の購入を手控えるなか、原油 相場は7月11日にニューヨーク市場で過去最高値の147.27ドルを付けて以 来、約30ドル値下がりしている。