FOMC:市場関係者のコメント-RBCグリニッチのスタンレー氏

米連邦準備制度理事会(FRB)は5日、連 邦公開市場委員会(FOMC)の定例会合を開き、フェデラルファンド(FF) 金利の誘導目標を2%に据え置くことを決めた。声明は「経済成長の下振れリ スクが残る一方で、インフレ加速リスクもまた重大な懸念」と指摘した。

市場関係者のコメントは以下の通り。

◎RBCグリニッチ・キャピタル・マーケッツのチーフエコノミスト、スティ ーブン・スタンレー氏:

「声明をハト派的とみる人たちに反対を唱える考えに変わりはないが、何 よりも重要な観測がある」

「当局者がどちらの方にリスクがあるかについて、はっきりとした見解を 示さなかったというのが現実だ。都合の良い戦略であり、当局の目的にかなう ものだ」

「結局のところ、当局はすぐには金利を変更しないということだ。だから 声明の文言の変更を最小限にとどめた。なるべく波風を立てないようにしてい る。年内、動きはないだろう」

「声明の文言の変更は非常に微妙だ。当局者が成長とインフレのどちらに リスクがあるかについて意見を持っていれば、より多くを語っただろう。それ については、意図的にあいまいにしている。概して失望しているが、驚きはな い。政策は年内、据え置きだろう。市場関係者の多くも、今年に動きはないと いうメッセージを受け取ったと思われる。来年春まで動きはないように思える」