【注目株】三菱UFJ、ソフバンク、丸井、三菱レ、日写印、ミクシィ

6日の材料銘柄は以下の通り。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):融資先企業の業況が悪化、 与信関係費用がかさんだことなどが響き、4-6月期(第1四半期)の連結純 利益は前年同期比66%減の512億円にとどまった。2009年3月通期の純利益 見通しである6400億円は据え置いており、計画値に対する進ちょく率は8%。 また、米フレディマック、ファニーメイに代表されるGSE(政府系住宅金融 機関)関連債は3兆1410億円を保有、510億円の含み損を抱えているという。

ソフトバンク(9984):携帯電話端末の販売高減少に加え、ARPU(1 件当たり収入)が2.4%低減、4-6月期(第1四半期)の連結営業利益は前 年同期比8.1%増の851億円にとどまった。ブルームバーグ・ニュースがまと めたアナリスト4人の事前予想の中央値は861億円だったため、市場コンセン サスを若干下回った格好。

丸井グループ(8252):5店の閉店で売り上げ規模が縮小したことに加え、 夏のセール開催日を6月から7月に変更した影響、天候不順が響き、4-6月 期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比52%減の18億円となった。中 間、通期の業績予想は据え置き。進ちょく率は、中間期(35億円)50.3%、 通期(120億円)14.7%。

三菱レイヨン(3404):原燃料価格の高騰や景気減退懸念に伴う需要減退 で収益が低迷、09年3月期の連結営業利益予想を240億円から60億円に75% 減額修正した。ブルームバーグに登録されたアナリスト16人の事前予想の中 央値は240億円、最低値でも210億円だったため、大幅な下振れとなる。年間 配当予想も11円から6円に減額した。

日本写真印刷(7915):携帯電話向けタッチパネルやノートパソコン(P C)向けのIMD(加飾転写フィルム)が伸長、4-6月期(第1四半期)の 連結営業利益は前年同期比68%増の56億円となった。中間、通期の業績予想 は据え置き。進ちょく率は中間期(90億円)61.9%、通期(180億円)31%。

ミクシィ(2121):データセンター関連のコストが想定以上に削減できてい るとして、9月中間期の単独業績予想を増額修正した。営業利益は前年同期比

6.3%減の17億円になる見通しで、前回予想から3億円(21%)の引き上げ。

旭硝子(5201):6月中間期の連結営業利益は前年同期比21%増の1096 億円と伸びた。北米を中心に板ガラスは低調ながら、FPD用ガラス基板が好 調に推移、さらに原燃料高をコストダウンで補い、売上原価率が改善したこと が寄与した。ブルームバーグに登録されたアナリスト5人の事前予想の中央値 は1080億円で、市場コンセンサスも若干上回る。通期計画の2000億円は維持。

ヤオコー(8279):千葉県四街道市に1店出店したほか、5店の改装を実 施、4-6月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比20%増の21億円 だった。中間、通期の業績予想は据え置き。進ちょく率は、中間期(40億 円)53.6%、通期(81億円)26.4%。

ツムラ(4540):漢方薬に対する医師らの理解が深まった影響で、4-6 月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比7.2%増の40億円となった。 入浴剤「バスクリン」などを扱う家庭用品事業の分離・独立に伴い、通期営業 益予想を5.9%引き下げたが、本業は引き続き好調だとして年間配当予想を26 円から34円に引き上げた。

アシックス(7936):子会社アシックス商事との経営統合に加え、ランニン グシューズの好調が継続、4-6月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同 期比23%増の97億円となった。ただ、欧州の売り上げが想定より少ないこと などを理由に09年3月通期の連結営業益予想を255億円から248億円に

2.7%減額している。

住友不動産販売(8870):世界的な金融市場の混乱が続き、国内の不動産投 資市場が戸建を中心に低迷、4-6月期(第1四半期)の連結営業利益は前年 同期比78%減の11億円に落ち込んだ。据え置かれた中間営業益目標(74億 円)に対する進ちょく率は14.8%。

双葉電子工業(6986):自動車販売台数の減少に伴い蛍光表示管が低迷、 POSシステム用途も厳しく、09年3月通期の連結営業利益予想を41億円か ら11億円に73%引き下げた。新しい1株利益(EPS)予想は6円60銭。

セーレン(3569):国内自動車販売台数の減少に伴い足元の業績をけん引す るオートモーティブ事業が低迷、4-6月期(第1四半期)の連結営業利益は 前年同期比27%減の13億円となった。中間営業益目標(28億円)に対する進 ちょく率は48.1%。

パラマウントベッド(7960):仏子会社「コロナ・メディカル」の業績回復 が想定より遅れているとして、09年3月通期の連結営業利益予想を20億円か ら16億円に20%引き下げた。前年同期比では0.8%増にとどまる。

サッポロホールディングス(2501):6月中間期の連結純損益は96億円の 黒字で、会社側の見通し(95億円)にほぼ沿った内容。前年同期は55億円の 赤字。広告宣伝・販売促進費の圧縮が奏功、同社が保有する複合施設「恵比寿 ガーデンプレイス」の持ち分15%の売却益なども寄与した。

マネックスグループ(8698):国内株式相場の低迷を受けて現物、信用とも に注文数が減少、今年7月末の預り資産は前月比1.2%減の1兆8372億円と、 3月来の低水準となった。外国為替保証金取引の取引金額は1営業日当たり 127億円で、前月から9%減少。

エービーシー・マート(2670):前年に比べて日曜日が1日少なかったこと が響き、7月の既存店売上高は前年同月比0.8%減った。前年割れは3カ月ぶ り。ただ、例年に比べ梅雨明けが早く、猛暑もあり、夏物サンダルは好調だと いう。

三国コカ・コーラボトリング(2572):発行済株式総数の3.98%に相当す る200万株を上限に自社株買いを行う。資本効率の向上や株主還元が目的で、 取得期間は今月6日から来年3月13日まで。上限金額は24億円。

タムロン(7740):6月中間期の営業利益は前年同期比24%減の34億円 にとどまり、当初計画の35億円にも若干届かず。写真関連はOEMが好調な がら、新製品の発売時期遅れで自社ブランド製品が伸び悩み、レンズ事業はデ ジタルカメラ用レンズユニットが減少、さらに円高進行も響いた。一方、発行 済株式総数の2.8%に相当する80万株を上限に自社株買いを行う。資本効率 の向上や株主還元が目的で、取得期間は今月6日から9月30日まで。

富士バイオメディックス(3379):事業環境の悪化を受けて、今年3月 10日から9月9日の間に予定していた最大2500株の自社株買いを中止した。 これまでに、発行済み株式総数の0.36%に相当する420株の買い付けを終え たという。