FOMC:市場関係者コメント-ノーザン・トラストのカスリエル氏

米連邦準備制度理事会(FRB)は5日、 連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会合を開き、フェデラルファンド(F F)金利の誘導目標を2%に据え置くことを決めた。声明は「経済成長の下振 れリスクが残る一方で、インフレ加速リスクもまた重大な懸念」と指摘した。

市場関係者のコメントは以下の通り。

◎ノーザン・トラストのチーフ・エコノミスト、ポール・カスリエル氏:

「政策は明らかに保留の状態だ」

「当局はインフレ率がFF金利の誘導目標よりも高いことに不満を抱いて いるに違いない。そのために当局者は神経質になり、利下げに消極的になって いる。同時に、非常に厳しい信用の状況を注視し、4-6月期の個人消費が戻 し減税にけん引されたものだと考えている。

「声明はわずかによりハト派的なものとなった。景気に関する新たな懸念 と、恐らくエネルギー価格下落によるインフレ低下の可能性の高まりに若干の 安心感を感じているのだろう」