スイス再保険の4-6月期:53%減益-CDS関連の評価損響く(2)

世界2位の再保険会社、スイス再保険が5日 発表した2008年4-6月(第2四半期)決算は、前年同期比53%減益となった。 クレジット・デフォルトスワップ(CDS)に関連し、3億6200万スイス・フ ラン(約372億7000万円)の評価損を出したことが響いた。

発表資料によれば、純利益は5億6400万フランと、前年同期の11億9000 万フランから減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト11人の調 査の中央値(7億7300万フラン)も下回った。

スイス再保険は今回の評価損のほかにも、顧客保護を目的に販売したCDS に関連し昨年11月以降、20億フラン余りの損失を明らかにしている。同社は5 日、英銀バークレイズの生命保険部門買収で合意したと発表。保険料や投資での 収入が減少するなか、買収で収益拡大を狙う。

フォントーベル銀行のアナリスト、ビクトル・ダマン氏は、決算発表前に顧 客あてリポートで、「再び厳しい四半期となった。原因の1つにはCDS関連の 保険契約がある」と指摘した上で、「保険料収入は明らかに減少しており、今後 の収益に影響を及ぼすだろう」と述べた。

スイス再保険は、バークレイズ・ライフ・アシュアランスの生命保険と年金 の契約およそ76万件を7億5300万ポンド(約1600億円)で買い取ると発表し た。

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