小野薬株が午後急落、主力製品の低迷で業績予想を減額-薬価改定響く

中堅製薬メーカー、小野薬品工業の株価が 2009年3月期の業績予想を引き下げた午後1時30分以降に急落。一時は前日比 500円(8.5%)安の5390円と、5月14日以来、約2カ月半ぶりの安値を付け た。主力の末しょう循環障害改善剤「オパルモン」や、気管支ぜん息やアレル ギー性鼻炎の治療に使う「オノン」が低迷しており、下げ幅が拡大した。

小野薬の新しい通期業績予想は、連結売上高が前期比7.9%減の1344億円、 営業利益が同24%減の396億円で、前回予想と比べると、売上高で86億円 (6.0%)、営業利益で65億円(14%)の減額修正となる。薬価改定が5%台 半ばの減収要因となったほか、後発品に一部シェアを奪われた影響が出る。

同時に公表された4-6月期(第1四半期)連結決算によると、本業のも うけを示す営業利益は前年同期比24%減の124億円にとどまり、事前の計画値 を下回った。オパルモンが同2.9%増の98億円にとどまったほか、オノンが同 14%減の62億円に減少、不整脈治療剤「オノアクト」も同42%増の6億円と進 ちょくが鈍かった。研究開発費は同5.3%増の84億円だった。