NY銅先物:大幅安、在庫増が需要縮小を示唆-一時、半年ぶり安値

4日のニューヨーク銅先物相場は一時、半 年ぶりの安値を付けた。ロンドン金属取引所(LME)の銅在庫増加や世界的な 景気減速が、銅需要の縮小を示唆していることが嫌気された。

LMEの指定倉庫の銅在庫はこの日、2月以来の高水準となった。7月1日 以来では19%増加している。中国物流購買連合会が1日発表した7月の中国製 造業購買担当者指数(PMI)は2005年の集計開始以降初めて、景気の縮小を 示した。米住宅市場低迷が3年目に向かうなかで、銅相場は5月に付けた最高値 から19%下落している。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のトレーダー、マシュー・ ジーマン氏は「銅の魅力は低いようだ」とし、「世界的な景気減速や着実な在庫 増加で、銅相場が引き続き下落しない要因は見いだしにくい。銅相場は相当速い ペースで下落する可能性がある」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場9月 限終値は前週末比13.85セント(3.9%)安の1ポンド当たり3.44ドル。一時 は3.426ドルと、2月8日以来の安値を付けた。

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