NY原油:反落、一時120ドル割れ-熱帯性暴風雨の進路外れる

ニューヨーク原油先物相場は反落。5月以 降初めてバレル当たり120ドルを割る場面もあった。熱帯性暴風雨「エドゥア ルド」がテキサス州沿岸に迫っているが、進路は海洋油田設備の大半を外れる との観測が広がった。

原油先物は一時、バレル当たり最大5.60ドル下落。メキシコ湾の港閉鎖 やイランからの供給懸念、米バレロ・エナジーのヒューストンでの施設で発生 した火災などの要因が重なっていたが、エドゥアルドの進路観測がこれらの懸 念要素をかき消した。エドゥアルドは5日にもハリケーンに発達する恐れがあ り、現在、石油積み出し基地のあるテキサス州ガルベストンに向かって進んで いる。ガルベストンは石油産業が栄えている。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギ ー・アナリスト、ティム・エバンス氏は「原油相場にとっての強材料があるに もかかわらず上昇しないのが、弱気相場だ。熱帯暴風雨のニュースやイラン問 題、バレロの火災など、すべて原油相場にとっての支援材料にもかかわらず価 格が上昇しないのには失望する」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物9月限 は前週末比3.69ドル(2.95%)安の1バレル=121.41ドルで終えた。

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