欧州債:10年債上昇、ECB金利据え置き観測で-株安も支援材料(2)

欧州債市場は独10年債相場が上昇。欧州金 融政策担当者が政策金利を据え置くとの観測が広がり、約2カ月ぶりの高値を 付けた。

独10年債利回りは6月3日以来の低水準。欧州やアジアの株式相場の下落 も安全逃避先としての国債買いにつながった。朝方に米国で発表された6月の 個人消費支出(PCE)価格指数が大幅に上昇したことから、欧州債はそれま での値上がり分を削られた。

カリヨンの債券戦略責任者、デービッド・キーブル氏(ロンドン在勤)は 「信用収縮が起きてから1年が経つ中で、一部の市場関係者は資金を安全資産 に振り向けつつある。主要国の中央銀行はどこも利上げする見込みはなく、国 債は良い投資先と言えよう」と語った。

ロンドン時間午後4時20分までに、独10年債利回りは4.33%。一時は前週 末比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)下げて4.31%を付けた。 同国債(2018年7月償還、表面利率4.25%)価格は0.12ポイント上げ99.36。 2年債利回りは前週末比で1bp下げて4.25%。

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