アジア株:下落、日産自が安い-MSCI指数は06年10月以来の安値

4日のアジア株式相場は下落。MSCIアジア 太平洋指数がほぼ2年ぶりの安値となった。日産自動車の減益に加え、韓国の大 宇造船海洋の注文主の資金繰りがつかなくなり、受注がキャンセルとなったこと が嫌気された。

日産自はここ4カ月余りで最安値。オリンパスも安い。大宇造船海洋は韓国株 の下げを主導。景気減速が進み造船受注取り消しがさらに増えるとの懸念が広が った。オーストラリアの鉱山会社、BHPビリトンは、銅相場が大きく下げたこ とに反応し下落した。

ペンガナ・キャピタルのポートフォリオマネジャー(シドニー在勤)、ダイア ン・リン氏は「アジアでは年内、低調な企業業績が続くと見込んでいる」と述べ た上で、日韓の自動車メーカーなど輸出企業は厳しい7-12月期になるとの見 方を示した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時19分現在、前週末比1.6%安の

128.55。このまま引ければ終値として2006年10月12日以来の安値となる。1 日は1.3%安だった。日経平均株価は前週末比161円41銭(1.2%)安の1万 2933円18銭で終了した。