香港株(午前):4日ぶり反落-HSBCやリー&ファンが安い

午前の香港株式相場は4営業日ぶり反落。時 価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングス(5 HK)が4日発表する 2008年1-6月(上期)決算が2001年以来の大幅減益になるとの観測から、銀 行株が下げを主導している。

HSBCはハンセン指数全体へのマイナス寄与度が2番目に高い。米ウォル マート・ストアーズが取引先の商社、リー・アンド・ファン(494 HK)も下落。 7月の米失業率が約4年ぶり高水準に上昇したことで、米国での製品需要が後退 するとの懸念が広がった。中国最大の製油会社、中国石油化工(Sinopec、 386 HK)と香港の航空最大手キャセイ航空(293 HK)は、原油価格上昇を受けて 売られている。

アトランティス・インベストメント・マネジメントのシニアポートフォリオ マネジャー、ルノー・カム氏は「銀行決算では良い数字が出そうもない。特に、 サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)関連のリスク資産を抱え る銀行については望みが薄い」との見方を示した上で、「原油価格が高水準を維 持していることで航空株の魅力が薄れつつある一方、世界的な景気減速で輸出企 業にも圧力がかかっている」と指摘した。

ハンセン指数は香港時間午後零時半(日本時間同1時半)現在、前週末比

202.97ポイント(0.9%)安の22659.63。1日までの3日間で2.7%上げていた。 ハンセン中国企業株(H株)指数は前週末比1.1%安の12402.42。

HSBCは0.3%安の129香港ドル。リー・アンド・ファンは3.2%安の

25.55香港ドル。Sinopecは1.9%、キャセイ航空は1.3%それぞれ下げ ている。