三井物株が午後急落、第1四半期純利益は43%減-21年ぶり下落率(2

大手商社の三井物産株が午後に急落。この 日の午後1時半に発表された第1四半期(4-6月)連結決算(米会計基準) で純利益が大幅に落ち込んだことを受け、業績の先行きを警戒した売りがかさ んだ。株価は一時、前週末比225円(11%)安の1915円まで下落。ブルームバ ーグ・データによると、1987年10月以来、約21年ぶりの下落率を記録した。

第1四半期の連結純利益は前年同期比43%減の1031億円。前年同期にイン ドの鉄鉱石会社株式や石油・天然ガス開発事業サハリン2の一部権益などを売 却した反動があったうえ、三井化学を主因とする有価証券評価損が計106億円 発生した。

SMBCフレンド証券の投資情報部・東秀昭課長代理は「エネルギーセク ターがけん引して第1四半期は増収増益との期待が強かっただけに、三井化学 の株式評価損はまさに不意打ちだった。三井化学ショックが広がっている」と 述べた。

09年3月期の純利益見通しは前期比12%増の4600億円と従来予想を据え 置いた。通期計画に対する第1四半期の進ちょく率は22%。

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