ヤマダ電株が7000円割れから大幅反発、決算にらみGS証は格上げ

家電量販店最大手のヤマダ電機の株価が大 幅反発。前週末に終値ベースで年初来安値(6920円)を更新する中、この日は ゴールドマン・サックス証券が第1四半期の減益率が予想より小幅にとどまる として、投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げており、見直しの 動きが優勢となっている。一時は前週末比430円(6.2%)高の7350円まで上 げ幅を拡大した。

GS証の河野祥アナリストは4日付のレポートで、同証によるヤマダ電の 業績予想について、第1四半期の経常利益を前年同期比24%減から17%減に 増額修正したことを明らかにした。競合社との販促手法のすみ分けで価格競争 は当初想定されたほど激化しておらず、マージン悪化などによる「過度の業績 懸念は不要であることを株式市場が認識すれば、株価は上昇しよう」(同氏) という。当面は下げ過ぎた株価のリバウンドを狙うとして、上値余地は23%と 分析。投資判断を引き上げた上で、今後12カ月の目標株価を8500円で継続し ている。

一方、2日付の日本経済新聞朝刊は、ヤマダ電の第1四半期の連結経常利 益が95億円前後と、前年同期に比べて4%減ったようだと報じた。ガソリン 高の影響で主力の郊外店の苦戦が主な要因という。ただ売上高は、新店舗効果 で同12%増の4000億円前後となったもようとしている。情報源は明記してい ない。報道内容に関し、GS証の河野氏は「事実ならば、上期計画は未達どこ ろか、会社計画に対しやや上振れも期待できるととらえられよう」とした。ヤ マダ電は、8月7日の午後3時に業績発表を行う予定だ。

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